ユベントス、カンビアーゾ退団に備え補強プランを策定か…マンチェスター・シティが今夏獲得へ
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ユベントスはアンドレア・カンビアーゾの退団を見据え、後任候補のリストアップを進めているようだ。『Tuttosport』が伝えている。
マンチェスター・シティは1月の移籍市場でカンビアーゾに関心を示し、カイル・ウォーカーを放出した後に正式オファーを出すと見られていた。しかし、選手のコンディション面の問題もあり、最終的に交渉は実現しなかった。
さらにシティは負傷したロドリの代役確保を優先し、ポルトのニコ・ゴンサレス獲得に5000万ポンドを投じたため、右サイドバックの補強は見送られていた。しかし、同メディアによると、プレミアリーグ王者は今夏に再びカンビアーゾ獲得に動き、約6000万ユーロのオファーを準備しているという。さらに、年俸600万ユーロの5年契約を提示する見込みで、ユベントスにとっても魅力的な条件となりそうだ。
このため、ビアンコネリはカンビアーゾの退団を現実的に想定し、すでに後任候補のリストアップを進めている。
ユベントスの補強ターゲットとして浮上しているのは、セリエAでプレーする2選手だ。そのうちの1人は、4日に行われる試合でアリアンツ・スタジアムに訪れる予定のジャクソン・チャチュア。エラス・ヴェローナに所属する23歳のカメルーン人サイドバックで、圧倒的なスピードと正確なクロスを武器にする。昨年10月には代理人とユベントスの首脳陣が接触しており、以前から関心を寄せていた選手のようだ。
もう1人はジェノアのアレッサンドロ・ザノーリ。ナポリのスクデット獲得に貢献した後、出場機会を求めて移籍し、今季はジェノアで安定したプレーを続けている。クラブは600万ユーロの買取義務付き移籍を成立させる見込みで、ユベントスが獲得を目指す場合はジェノアとの交渉が必要になる。
今夏の移籍市場でカンビアーゾの去就がどうなるのか、そしてユベントスがどの選手を後任に選ぶのか、今後の動向に注目が集まる。