タッキナルディがユベントスの補強戦略に苦言「なぜフイセンを売ってケリーを獲得した?」
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元ユベントスのアレッシオ・タッキナルディが、今季のユベントスの補強戦略に不満を示している。クラブOBとして発言力のあるタッキナルディは、特にディーン・フイセンの放出とロイド・ケリーの獲得について疑問を呈した。
ユベントスは今季開幕前、ティアゴ・モッタ新監督を迎え入れるにあたり、チームの刷新を進めた。クリスティアーノ・ジュントリSDとともに補強を進め、新戦力に投資したが、必ずしも即戦力とはなっていない。こうした中で、ユベントスの補強方針には疑問の声が上がっている。
中でも物議を醸しているのが、フイセンの放出とケリーの獲得だ。ウイセンは今やプレミアリーグで主力としてプレーしているが、ユベントスは彼を放出し、代わりにニューカッスルで控えだったケリーを2500万ユーロで獲得した。この決断にタッキナルディは納得がいかないようだ。
「ジュントリは“プロジェクトは満足のいくものになる”と言い続けているが、実際に補強を決めたのは彼だ。ケリーに2500万ユーロを投じたが、フイセンがいたじゃないか! 彼(ケリー)に何の恨みもないが、あまりにも明白な判断ミスだ」
タッキナルディの指摘は、ユベントスの補強戦略に対するファンや専門家のフラストレーションを代弁している。フイセンを売却し、ケリーを獲得した決断には多くの疑問が残る。
ユベントスは今後の移籍市場でさらなる補強を目指しているが、これ以上の失策を避けるためにも、慎重な戦略が求められるだろう。