モッジがモッタを痛烈批判:「監督のミスがチームをこのレベルに落とした」
JuveFC.com
元ユベントス幹部のルチアーノ・モッジが、現在のユベントスの問題の一因としてティアゴ・モッタを名指しで批判した。今季のユベントスは思うように勝利を重ねられず、主要タイトル争いに踏みとどまるのが難しくなっている。戦力的には充実しているものの、チームのパフォーマンスは期待を大きく下回っている。
今夏ボローニャからユベントスの指揮官に就任したモッタだが、トリノでの仕事は予想以上に厳しいものとなっている。ボローニャ時代の成功とは対照的に、ユベントスではプレッシャーの大きさが異なり、思うようにチームを機能させられていない。選手たちのパフォーマンスにも問題はあるものの、最終的に批判の矛先が向かうのは監督であるモッタだ。
モッジはモッタの戦術的判断に強い不満を示し、『Il Bianconero』に対して次のように語った。
「モッタは、この理解不能な状況の責任者だ。確かに完成度の高いチームではなく、リーダーも欠けている。しかし、それと同時に、選手を本来のポジションで起用していないことも問題だ。負傷者がどうこう言われるが、ユベントスは勝つべき相手に勝ち点を落としている。監督のミスがチームをこのレベルに落とした。ジュントリはもっと頭を上げなければならない。彼はフットボールを理解しているはずだ。もし自分が監督だったら、チームではなく自分自身の采配を恥じるべきだと感じるだろう。特にエンポリ戦については、監督が恥じるべきだ」
モッジの発言は、ユベントスの低迷に対するフラストレーションの大きさを物語っている。クラブの規模を考えれば、ファンの期待ははるかに高く、モッタが求められる結果を出せなければ、指揮官としての立場はさらに厳しくなるだろう。