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「12億円の価値があるのか?」ヴラホヴィッチに厳しい批判、ユベントスは売却を検討



(画像:GettyImages)

JuveFC.com

ドゥシャン・ヴラホヴィッチはユベントス加入以来、セリエAでも最高額の給与を受け取る選手の一人となった。現在の契約は最終年を迎え、来季の年俸は1200万ユーロ(約12億円)に達する。しかし、この金額がクラブとの間で大きな論点となっている。ユベントスは契約延長を望んでいるものの、給与の引き下げを求めており、ヴラホヴィッチはそれに応じる気配を見せていない。むしろ、ピッチ上で自身の価値を証明しようとしているが、現状のパフォーマンスは期待を下回っている。

クラブはヴラホヴィッチが「コストに見合う活躍」をしているのか慎重に見極めている。特に、他のストライカーがより優れたパフォーマンスを発揮していることが、その評価に影響を与えている。ユベントスが注目しているのが、現在好調を維持するランダル・コロ・ムアニの存在だ。彼の活躍を考慮すると、クラブはより安定したパフォーマンスを提供できる選手に目を向ける可能性がある。そうした背景もあり、今夏の移籍市場でヴラホヴィッチの売却を検討している。

では、ヴラホヴィッチは本当に「1200万ユーロの価値があるストライカー」なのか。ジャーナリストのパオロ・デ・パオラは、この問いに対して「NO」と断言。TuttoJUVEが取り上げたインタビューで、辛辣な言葉を投げかけた。

「彼はボールコントロールができないし、ありえないPKを蹴る。ボールを触るたびに神経質になっているように見える。彼は年間1200万ユーロ、つまり月に100万ユーロを稼いでいる。完全に期待外れだ」

この厳しい批判は、ヴラホヴィッチの不安定なパフォーマンスへの不満が高まっていることを示している。彼には確かな才能があり、ユベントスで重要なゴールを決めてきた。しかし、冷静さや技術面での課題が浮き彫りとなっており、高額年俸に見合った安定したプレーを見せられていないのが現状だ。

ストライカーにとってゴールは最大の指標だが、ヴラホヴィッチがユベントスに残り、この巨額の給与を維持したいのであれば、それだけでは不十分だ。ボールコントロール、連携プレー、判断力といった総合的な貢献度を高める必要がある。もし改善が見られなければ、ユベントスが今夏により安定したストライカーへとシフトするのは、十分に理にかなった決断となるだろう。

(引用元:JuveFC.com)

 

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