ユベントス、ユルディス売却に前向き?8000万ユーロでプレミア勢が争奪戦へ
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ユベントスでは現在、ほぼすべての選手にプライスタグが付けられている状況だが、その中には将来のスター候補ケナン・ユルディスも含まれている。
19歳のユルディスは2022年夏にバイエルン・ミュンヘンのアカデミーから加入。プリマヴェーラとNext Genで輝かしいシーズンを過ごした後、マッシミリアーノ・アッレグリの下でトップチームに昇格し、レギュラーの一員となった。
昨夏には長期契約を結び、アレッサンドロ・デル・ピエロなどクラブのレジェンドたちが背負った象徴的な「10番」の背番号を託された。だが、多くのチームメイトと同様に今季は期待に応えられておらず、明確な方向性を欠くチームの中で苦戦を強いられている。
『トゥットスポルト』によると、クリスティアーノ・ジュントリSDはユルディスに対するオファーを8000万ユーロから検討する姿勢を示しているという。財政状況が厳しいクラブにとって、この巨額のオファーは抗いがたいものとなる可能性がある。
ユルディスには複数のプレミアリーグのビッグクラブが関心を寄せており、チェルシーとアーセナルは以前からトルコ代表FWの獲得に注目している。また、マンチェスター・シティとマンチェスター・ユナイテッドも新たにリストに加わったと報じられている。
ユベントスは売却に備えて代役候補をリストアップ。アタランタ退団を希望しているアデモラ・ルックマンや、ボルシア・ドルトムントのカリム・アデイェミへの関心を再燃させている。両選手ともユルディスの売却資金の一部で獲得できる可能性があり、他ポジションの強化資金に充てることもできると伝えられている。