コッパ・イタリア敗退で、モッタが3選手に激怒 ── 矛先となった選手の名前は…
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ユベントスのティアゴ・モッタ監督は、エンポリに敗れたコッパ・イタリアの試合後、選手たちに激怒した。
ケフラン・テュラムの後半のゴールで1-1としたものの、PK戦に突入。ユベントスはドゥシャン・ヴラホヴィッチとケナン・ユルディスが失敗し、エンポリが4本全てを決めて勝利を収めた。
この敗戦にモッタは激しく憤慨。「パスミスやシュートミスはある。だが、正しい姿勢を欠くことは許されない。これは我々にとって非常に重要な試合だったが、完全に間違えた」と語り、選手たちにも恥を感じるべきだと訴えた。
モッタは具体的な名前こそ挙げなかったものの、明らかに一部の選手の姿勢に強い不満を抱いていたようだ。
不満の対象はコープマイネルス、ゴンサレス、ヴラホヴィッチ
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』の記者ジョヴァンニ・アルバネーゼによれば、モッタは特に3人の選手に対して不満を示していたという。
まず、明らかにターゲットとなったのはテウン・コープマイネルス。中盤で再び精彩を欠いた上、後方へのパスを多用し、攻撃のリズムを崩した。モッタは後半開始時に交代させることもできたが、結局55分までプレーさせたため、途中交代の際にはブーイングを浴びる形となった。
次に名前が挙がったのはニコ・ゴンサレス。試合序盤に訪れた決定機を軽率なシュートで逸し、交代時にはサポーターから厳しい反応を受けた。
そして最後はヴラホヴィッチ。試合中に決定的な仕事ができなかっただけでなく、PK戦では最初のキッカーとして痛恨のミス。ゴール枠を大きく外し、チームの敗戦を象徴する形となった。
コッパ・イタリア敗退により、ユベントスの今シーズンのタイトル獲得の可能性はさらに狭まった。モッタの怒りは、単なる一敗に対するものではなく、チームの意識改革を求める強いメッセージとも言えるだろう。