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「恥ずかしい、屈辱的だ」…ティアゴ・モッタ、エンポリ戦敗退のユベントスを痛烈批判



(画像:GettyImages)

Football Italia

コッパ・イタリア準々決勝でまさかの敗退を喫したユベントス。PK戦の末にエンポリに屈した後、ティアゴ・モッタはチームの姿勢を厳しく批判した。「これは恥だ。人生では努力して勝ち取るものなのに、このチームはただ期待していただけだ」

 

モッタ「準決勝に進めなかったのは、相応しくなかったから」

ユベントスは本拠地アリアンツ・ユベントス・スタジアムでエンポリを迎え撃ち、当然のように勝ち抜けると見られていた。しかし、試合は思わぬ展開となる。ユセフ・マレに先制を許し、さらにイブラヒマ・コナテのシュートがポストを叩く場面も。ブーイングが響く中、ケフラン・テュラムの華麗なゴールでようやく追いつくも、PK戦でヴラホヴィッチが枠を大きく外し、ユルディスのシュートもヴァスケスに阻まれ、まさかの敗退となった。

試合後、モッタはチームの戦いぶりに強い憤りを示した。

「恥ずかしい。正直に言って、この試合の前半は屈辱的だった。選手たちも同じように感じていることを願う。こんな姿勢で試合に臨んではならない。明らかに私の責任だ。彼らにこの試合の重要性、そしてこのユニフォームの重みを伝えられなかったということだからな」

「準決勝に進めなかったのは、単純に我々がその資格を持っていなかったからだ」

 

 

「ファンはまだ優しかった。批判はもっと厳しくあるべき」

ユベントスはここ数週間、厳しい戦いを強いられている。チャンピオンズリーグではPSVに延長戦の末に敗れ、コッパ・イタリアでも連覇の夢が絶たれた。

「批判はもっと厳しくあるべきだ。今日の前半の内容を考えれば、ファンはむしろ優しかったとさえ思う。私は選手たちの即座の反応を期待している。なぜなら、今日の試合には本当に恥ずかしい思いをしたからだ」

「私にも大きな責任がある。なぜなら、彼らにユベントスのユニフォームを着る意味を教えられなかったからだ。我々は、主力を多く入れ替えたエンポリと対戦したのに、まったく違う結果になった。今の状況でメンタリティについて語るなら、自分たちがどこにいるのか、何をすべきなのか、なぜ日々努力しなければならないのかを理解する必要がある」

「今日のチームは、準決勝進出を当然のように考え、何も与えなかった。ユベントスで絶対に許されないのは、姿勢の欠如だ。我々は20回以上もゴールキーパーにボールを戻し、責任を負うことを避け、常に他の誰かを頼ろうとした。これは許されない」

「ファン、クラブ、そしてこのクラブの歴史に対して謝るしかない。我々は今日、どん底に落ちた」

 

 

「ユベントスの基盤は、姿勢と努力だ」

この試合ではヴラホヴィッチとコロ・ムアニを初めて先発で組ませる布陣を試したが、モッタ就任から1年近くが経過しても、チームの明確なアイデンティティは見えてこない。

「私はこのチームの選手たちを信じている。彼らにはクオリティがあるが、それだけでは足りない。サッカーでは他の要素が必要だ。最も重要なのは姿勢であり、私がここに来たとき最初に話したのもそれだった」

「だからこそ、今日の試合には本当に恥ずかしさを感じている。シュートミスやトラップミスは問題ではない。しかし、姿勢を間違えることは許されない。そこには妥協の余地がない」

 

 

セリエAに集中…再起への道は?

コッパ・イタリア敗退により、ユベントスが今季戦うのはセリエAのみとなった。現在4位に位置するチームは、どこへ向かうのか。

「サッカーと人生の基本は姿勢にある。人生では、物事は自分の力で勝ち取らなければならない。今日の試合で見たのは、それを期待するだけで何もしていないチームだった。それが最も恥ずかしい」

「基盤を作り直さなければならない。ピッチでも練習でも全力を尽くし、互いのためにハードワークし、クラブの歴史を尊重すること。これはトレーニングでも試合でも欠かせない要素だ。しかし、我々は今日、その正反対のことをしてしまった」

「技術や戦術の問題ではなく、完全に姿勢の問題だ。このクラブのユニフォームを着て、この大会で戦う意味を選手たちに理解させられなかった私の責任だ」

セリエAの次戦では、ユベントスがどのようなリアクションを見せるのか。モッタの言葉がチームにどのような影響を与えるのか、注目が集まる。

(引用元:Football Italia)

 

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