ユベントス、コロ・ムアニを完全移籍で獲得へ ── ジュントリが自信を示す「彼自身も残留を望んでいる」
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ユベントスのフットボールディレクターを務めるクリスティアーノ・ジュントリは、ランダル・コロ・ムアニの去就について楽観的な姿勢を示している。
ビアンコネリは今冬、パリ・サンジェルマンから26歳のフランス代表FWを買取オプションなしのレンタルで獲得。前線の補強を急いでいたクラブにとって、即戦力としての働きが期待されていた。すると、コロ・ムアニは加入直後から結果を残し、セリエA初戦から3試合で5ゴールを記録。先日のインテル戦では巧みな足技で決勝点を演出し、勝利に貢献した。
一方で、PSVとのチャンピオンズリーグ2試合では決定的な仕事ができず。だが、それでも近況のチームにおいて数少ない輝きを放つ存在であることに変わりはない。
そんな中、ジュントリはPSV戦の前日会見でコロ・ムアニの未来について問われ、自信をのぞかせた。現行の契約には買い取りオプションが含まれていないものの、ユベントスはフランス代表FWを引き留めることが可能だと考えているようだ。
「コロ・ムアニはユベントスの世界に大きなインパクトを与えたし、ここでの生活をとても楽しんでいる」と、ジュントリはPrime Videoに語った。
「PSGとの関係も非常に良好だ。彼との協力関係を延長できるかどうか、これから話し合いを進めていく。我々は彼を残したいし、彼も残留を望んでいる。だからこそ、自信を持っている」
最近の報道によれば、ユベントスは今後数週間のうちにPSGとの交渉を開始し、コロ・ムアニをもう1年レンタルする形で新たな契約を結ぶことを目指しているという。新契約には買取オプション、さらには買取義務が含まれる可能性もある。
PSGは2023年夏にコロ・ムアニをフランクフルトから9500万ユーロで獲得しており、財務上の損失を避けるために少なくとも5000万ユーロの売却益を求めているとされる。ユベントスがこの条件をクリアできるのか、今後の交渉の行方が注目される。