アタランタで内紛勃発? ルックマンの去就に揺れる中、ユベントスが動向を注視
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アタランタ内部で内紛が勃発しつつあり、その影響でユベントスが恩恵を受ける可能性が浮上している。
問題の中心となっているのはアデモラ・ルックマンだ。先日のクラブ・ブルージュ戦で、本来蹴るべきではなかったPKを自ら志願し、失敗。その判断がジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督の怒りを買い、公の場で痛烈な批判を浴びた。指揮官は「彼は自分が知る限り最悪のPKキッカーだ」と辛辣な言葉を投げかけ、この発言が波紋を広げている。
この厳しい批判にルックマンは強く反発。自身の声明を通じて「監督の言葉は不必要に厳しく、自分の貢献を軽視している」と失望を表明した。これによりチーム内の不和がさらに明るみに出る形となり、両者の関係修復は困難との見方が強まっている。
ルックマンはアタランタ加入以来、チームの中心選手として活躍。特に昨シーズンはヨーロッパリーグ制覇に大きく貢献し、決勝戦でのハットトリックはシーズンを象徴するハイライトだった。そんな重要な戦力を失うことは、ベルガモのクラブにとって大きな痛手となる。
しかし、選手本人の不満が募る中、今夏の移籍市場で新天地を求める可能性が高まっている。Tuttomercatowebによれば、ユベントスはルックマンの動向を注視しており、クリスティアーノ・ジュントリが獲得に向けた準備を進めているという。状況次第では、ビアンコネリが積極的に動く可能性もある。
ルックマンはヨーロッパでも屈指のウインガーと評価されており、スピード、ドリブル、得点力を兼ね備えた貴重な存在。もしユベントスが獲得に成功すれば、攻撃のクオリティ向上に直結し、来季の戦力強化に大きく貢献することは間違いない。