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元監督リッピ:「アッレグリ解任後、別の展開を期待していた」── ティアゴ・モッタへの不満とヴラホヴィッチの扱いについて言及



(画像:GettyImages)

Football Italia

マルチェロ・リッピがDAZNイタリアのインタビューで、ユベントスの現状について語った。アッレグリ解任後の展開に「別のものを期待していた」と明かし、ティアゴ・モッタの手腕に対する懸念、さらにはドゥシャン・ヴラホヴィッチの扱いについても言及している。

ユベントスは2024年5月、コッパ・イタリア優勝直後にアッレグリを電撃解任。以前から後任候補としてティアゴ・モッタをリストアップしており、ボローニャとの契約が満了するタイミングで招聘した。現在までの戦績は公式戦で15勝16分4敗。

「正直に言えば、アッレグリ解任後に別の展開を期待していた」と2006年W杯優勝監督のリッピは語る。
「モッタは有能で、仕事に集中し献身的な指揮官だとは思う。ただ、アッレグリの後任としては、よりファンを鼓舞できるような存在を迎えるのではないかと想像していた」

モッタの下で新たなスタイルに挑戦するユベントスだが、ランダル・コロ・ムアニ、ロイド・ケリー、レナト・ヴェイガといった新戦力が即戦力として起用される中、戦術の変革には苦戦も見られる。

「新たな道を歩み始めたばかりのチームには時間が必要だが、ユベントスやインテル、ミランのようなクラブでは、それが許されることはほとんどない」

 

ヴラホヴィッチの扱いに不満

コロ・ムアニの加入により、ヴラホヴィッチはベンチに追いやられることが増え、パフォーマンスや自信にも影響が出ている。

「私も過去に同じような状況を経験したが、そういう時は選手の自信を高めることを優先してきた」とリッピ。

「たとえ現時点で先発に値しない状態だったとしても、過去の実績を考慮しながらモチベーションを引き出すことが重要だ」

現在のセリエAはインテルとナポリの一騎打ちの様相を呈しており、シモーネ・インザーギとアントニオ・コンテが優勝争いを繰り広げる。リッピは「現時点で誰が最高のイタリア人監督かは言えないが、インザーギとコンテは間違いなくその中にいる」と語った。

(引用元:Football Italia)

 

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