ユベントス、コンセイソンの完全移籍に向けポルトと交渉へ…プレミア勢やミランも動向注視
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ユベントスは、フランシスコ・コンセイソンを今季限りで手放すつもりはなく、ポルトとの交渉をできる限り早く開始する方針だ。
昨夏の移籍市場で積極的な補強を行ったビアンコネーリは、8月末の時点で移籍資金が底をついていた。そこで、スポーツディレクターのクリスティアーノ・ジュントリはポルトと交渉し、買取オプションなしのドライローンという形でポルトガル代表ウインガーを獲得した。
コンセイソンはシーズン開幕直後からその技術と闘志あふれるプレーでサポーターの心を掴み、先日の“イタリア・ダービー”では決勝ゴールを挙げてアリアンツ・スタジアムを沸かせた。
こうした活躍を受け、ユベントスはシーズン終了前にポルトと本格交渉に入る意向を固めた。特にプレミアリーグの複数クラブを含めた欧州のクラブが同選手に関心を示しており、競争が激化する前に動く必要があると判断した模様だ。
情報筋によれば、ウェストハム、フルアム、ウルブスがコンセイソンの動向を注視しているほか、1月に父セルジオ・コンセイソンを新監督に迎えたミランも関心を示しているという。
そのため、ユベントス首脳陣は市場が本格化する前に決着をつけるべく迅速に動く構えだ。ジュントリは以前からコンセイソンの完全移籍に自信を示しており、代理人のジョルジュ・メンデスもユベントス残留の可能性が高いとの見解を示している。また、クラブとポルトの間で3000万ユーロでの移籍に関する“紳士協定”があるとの見方も強い。
今季のコンセイソンはここまで公式戦で5ゴール5アシストを記録している。