インテル戦の勝利に貢献のレナト・ヴェイガ、ユベントスは完全移籍を目指して始動か!
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ユベントスは、今季限りのレンタルで加入しているレナト・ヴェイガを来季も確保する方法を模索しているようだ。イタリアでの適応が順調なこともあり、クラブは完全移籍での獲得を目指す可能性がある。
今冬の移籍市場でユベントスは、グレイソン・ブレーメルとフアン・カバルの前十字靭帯損傷、さらにダニーロの退団により、守備の補強が急務となった。最終的にアルベルト・コスタを完全移籍で獲得し、ロイド・ケリーを買い取り義務付きのローンで加えた一方、ヴェイガはチェルシーから買取オプションなしのローンで加入した。
ジャーナリストのニコロ・シーラによれば、チェルシーは21歳のDFを手放す意思は当初からなく、レンタルもあくまで経験を積ませるためのものだったという。チェルシーは昨夏、ヴェイガをFCバーゼルから約1500万ユーロで獲得。しかし、エンツォ・マレスカ監督の下では本職のセンターバックではなく左サイドバックで起用されることが多く、出場機会に恵まれなかった。
一方、ユベントスではピエール・カルルの負傷により、ヴェイガは加入直後から出場機会を得た。そして、そのチャンスを生かし、公式戦4連勝に貢献。直近ではインテル戦での勝利にも関与し、守備陣の一角として存在感を発揮している。また、闘志あふれるプレースタイルと強いキャラクターで、すでにサポーターの心を掴んでいる。
こうした活躍を受け、ユベントスはすでに完全移籍の可能性を探り始めたようだ。シーラによると、クラブはチェルシーとの交渉を開始する意向を示しており、買取オプションなしでのローンにこだわっていたチェルシー側の姿勢を崩せるかが鍵となる。クリスティアーノ・ジュントリら幹部陣は、チェルシーの決断を試す構えだ。