ユベントス、「頼れるセンターバック」ガッティに昇給付きの新契約を準備か
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ユベントスがフェデリコ・ガッティの活躍に報いる形で、新たな契約を用意しているようだ。『TuttoMercatoWeb』によれば、クラブは年俸アップを含む契約延長を計画しており、契約期間を2029年6月まで延長する意向だという。
26歳のガッティは今季、キャプテンマークを6試合で任されるなど、チーム内での重要性を高めていた。しかし、10月にはダニーロがスタメンに選ばれる形で一時的に序列を下げることとなった。だが、その後は見事に評価を取り戻し、チャンピオンズリーグのPSV戦後には、ティアゴ・モッタ監督との抱擁が復調を象徴するシーンとなった。
PSVとのプレーオフ1stレグ（2-1勝利）では、ルーク・デ・ヨングとの空中戦を制し、守備面で圧倒。さらに攻撃面でも貢献し、ウェストン・マッケニーの先制点を演出するなど、試合のMVP級の活躍を見せた。
昨年10月に契約延長を結び、年俸は150万ユーロに増額されたばかりのガッティだが、今回の新契約では200万ユーロに引き上げられる見込み。2028年までの現行契約をさらに1年延長し、長期的にチームの柱として据える計画とみられる。
数年前までセリエDでプレーしながら建設作業員として生計を立てていたガッティにとって、これはまさに異例のキャリアアップだ。2021/22シーズンにフロジノーネでセリエB最優秀選手に輝き、2022年1月にユベントスへ移籍。夏にチームへ正式合流して以降、確実にステップアップを続けている。
クラブはこの成長を高く評価しており、ガッティもまた新たな契約を通じてさらなる飛躍を狙うことになるだろう。