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「ユベントスは老貴婦人ではなく思春期のチーム」── 現地ジャーナリストが現状を分析



(画像:GettyImages)

JuveFC.com

イタリアサッカー界で「老貴婦人(ラ・ヴェッキア・シニョーラ)」として知られるユベントスだが、ジャーナリストのグイド・ヴァチャーゴは、現在のチームはまだ成熟しきっていないと指摘している。

セリエA最多優勝を誇るユベントスは依然として世界有数のクラブでありながら、2021年以来リーグタイトルから遠ざかっており、現在は再建の途上にある。クラブはトップ復帰を目指し、新戦力を積極的に獲得してきたものの、その多くが期待に応えられていないのが現状だ。

新戦力のパフォーマンスが伸び悩む中、既存の選手たちも安定感を欠き、チーム全体が一貫性を持てずにいる。この状況を受け、ヴァチャーゴは『Tuttomercatoweb』で次のように語った。

「今のユベントスは老貴婦人ではなく、まるで思春期のチームだ。15歳のように気分の浮き沈みが激しく、突発的なミスを犯し、論理性のない前進と後退を繰り返している。幼少期を抜け出せずにいるが、必死に大人になろうとしている。未来には光があるが、現時点では大きなフラストレーションを抱えている。忍耐と修正が必要だ」

ユベントスがかつての支配力を取り戻すには、着実な成長と的確な修正が欠かせない。ヴァチャーゴが指摘するように、現チームはまだ発展途上にあり、成功へのポテンシャルを秘めているが、それを成熟へと昇華させるには時間と努力が求められる。

(引用元:JuveFC.com)