トナーリの代理人「イタリアのクラブには手が届かない」「クリスタンテにはユベントスとインテルが関心を寄せていた」
Football Italia
サンドロ・トナーリの代理人であるベッペ・リーゾは、現在の市場価値を考えれば、セリエAのクラブは彼を獲得するのが難しいと語った。また、インテルのダヴィデ・フラッテージに関して、ラ・リーガやプレミアリーグのクラブと交渉を行ったことを認めている。
トナーリの将来はセリエAから遠ざかる
トナーリはニューカッスルで2シーズン目を迎えており、2024-25シーズンはプレミアリーグで22試合に出場し1ゴール、EFLカップでは5試合で2ゴールを記録。セント・ジェームズ・パークで重要な役割を果たしている。
「サンドロは世界最高のミッドフィールダーの一人だ。現在の市場価値を考えれば、イタリアのクラブが獲得するのはほぼ不可能だろう」とリーゾは『レプッブリカ』に語った。
さらに、「彼のキャリアはセリエAから遠ざかるものになると見ている」ともコメント。
フラッテージ、冬の移籍を検討も残留を決断
リーゾは、フラッテージが冬の移籍市場でプレー時間の少なさに不満を抱いていたことを明かし、自ら移籍の可能性を模索していたことを認めた。
「彼がもっとプレーすると期待していたことを知っていたし、落ち込んでいる様子を見るのが辛かった。だからこそ、イタリア国内に限らず移籍先を探し始めた」とリーゾは語る。
「フラッテージにとって、ローマ復帰は常に自然な選択肢だ。しかし、ラ・リーガやプレミアリーグにも強力なオファーがあった。もし彼が移籍していれば、ブライアン・クリスタンテをインテルに連れてくるつもりだった」
最終的にフラッテージ自身がインテル残留を決断。リーゾは「インテルはすべてのタイトルを狙えるヨーロッパ屈指のクラブであり、彼はミラノで多くの成功をつかめると確信している」と説明した。
クリスタンテにはユベントスとインテルも関心
クリスタンテに関しては、インテルだけでなくユベントスも関心を持っていたことを明かした。
「ユベントスとインテルはどちらもクリスタンテに興味を持っていた。しかし、移籍金を捻出するために選手を売却する必要があり、それが実現しなかった」とリーゾは説明。
「結果としてローマにとっては良いニュースだ。クリスタンテは経験豊富で、将来のキャプテン候補にもなり得る。少なくとも今シーズン終了まではローマの戦力として計算できるだろう」と語った。