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ドウグラス・ルイス、ユベントスでの転機となるPSV戦1stレグ ── 適応の苦難を乗り越え主力へ



(画像:GettyImages)

Foot Italia

昨夏、アストン・ヴィラからユベントスに加入したドウグラス・ルイス。そのトリノでのキャリアは、忍耐と適応の物語だった。シーズン序盤は苦しい時間を過ごしたが、チャンピオンズリーグのPSV戦での活躍が、大きな転機となるかもしれない。

『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、1月の移籍市場が開くとルイスにはプレミアリーグ復帰の噂が浮上。しかし、本人はユベントスへの残留を選択した。クラブの歴史と勝者のメンタリティに惹かれて加入したルイスは、自身の価値をセリエAで証明する決意を固めていた。

しかし、ユベントスでのスタートは決して順調ではなかった。コパ・アメリカ後に合流したこともあり、コンディション調整に苦しみ、ティアゴ・モッタの戦術に適応するのにも時間を要した。その結果、出場機会は限られ、序列も低下。新戦力としての期待とは裏腹に、懐疑的な視線を向けられることが多かった。

だが、PSV戦がその評価を一変させた。この試合後、ルイス自身も「ユベントスでのベストゲームだった」と語り、イタリアでの適応に苦しんだことを正直に打ち明けた。当初、コンティナッサ(ユベントスの練習場)ではモチベーションが低いとも見られていたが、それは環境への順応とプレッシャーに対する反応に過ぎなかった。

ルイスの不調は、モッタの戦術そのものへの疑念を生む可能性もあったが、単に彼が求められるフィットネスレベルに達していなかっただけだった。そして、このPSV戦でのパフォーマンスこそ、ルイスとクラブの双方が待ち望んでいた答えだった。

これでユベントスは、ドウグラス・ルイスを真の戦力として計算できる。これまで影を潜めていたキャラクターやリーダーシップも、今後の国内外の戦いでチームを支える重要な要素となるはずだ。

(引用元:Foot Italia)

 

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