ユベントス、アタランタのルックマン獲得レースに参戦 ── PSGとの争奪戦が勃発か
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ユベントスがアデモラ・ルックマンの獲得レースに参戦したようだ。ナイジェリア代表FWは昨夏からパリ・サンジェルマン(PSG)のターゲットとなっているが、新たにユベントスも関心を示しているという。
ルックマンは2022年夏にRBライプツィヒからアタランタへ移籍。当時の移籍金は約1000万ユーロだったが、過去2年半でセリエA屈指の万能型ストライカーへと成長し、その市場価値は飛躍的に上昇した。
彼の名が世界的に知られるようになったのは、昨季のヨーロッパリーグ決勝。バイヤー・レバークーゼン相手にハットトリックを達成し、アタランタを歴史的な優勝へと導いた。この活躍がPSGの関心を引きつけたものの、ユベントスがトゥーン・コープマイネルス獲得に動いたことで、アタランタは主力をさらに放出することを拒否。結果として、PSGのルックマン獲得は実現しなかった。
しかし、『Relevo』が伝えたところによると、PSGは今夏もルックマン獲得を狙っており、そこにユベントスも新たに名乗りを上げたという。
この争奪戦は、ユベントスとPSGの間で進行中のランダル・コロ・ムアニの交渉にも影響を与える可能性がある。フランス代表FWは今季終了までのレンタルでトリノに加入し、すでに3試合で5ゴールと結果を残している。しかし、ユベントスは買取オプションを持っておらず、完全移籍を実現させるにはPSGとの新たな合意が必要となる。
一方、ルックマンの移籍には高額な移籍金が必要となるだろう。アタランタは交渉の難しいクラブとして知られており、簡単に主力を手放すことは考えにくい。ユベントスとPSGの対決は、今夏の移籍市場で大きな注目を集めることになりそうだ。