ユベントス、2025年クラブW杯に向けフェイエノールトDFハンツコの獲得を目指す
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ユベントスがフェイエノールトのDFダヴィド・ハンツコの獲得に動いているようだ。ターゲットとするのは2025年に開催されるFIFAクラブワールドカップに向けた補強。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
ユベントスは最近の欧州カップ戦での低迷にもかかわらず、来年の新フォーマットによるクラブW杯への出場権を獲得。大会は6月15日から7月13日までアメリカで開催され、世界各国から32クラブが参加する。
しかし、この大会の開催時期がフットボール界に混乱をもたらしている。特に移籍市場の真っ只中に行われる点が問題視されており、選手契約の多くが6月30日で満了することも法的な課題となっている。それでも、ユベントスはこの状況を活かし、クラブW杯開幕前にハンツコをチームに加えたい考えだ。
27歳のスロバキア代表DFは、ユベントスが1月の移籍市場で補強候補としてリストアップしていた選手。しかし、フェイエノールトはシーズン途中での放出を拒否。特にサンティアゴ・ヒメネスをミランに売却したばかりだったことも影響した。
それでも、ユベントスはすでにハンツコおよび代理人との間で個人合意に達しているとされ、契約期間5年、年俸250万ユーロの条件でサインする見込み。フェイエノールトも夏の移籍市場では譲歩する可能性が高く、要求額3000万ユーロを満たせば交渉成立に至ると見られている。
左利きのセンターバックであり、必要に応じて左サイドバックもこなせるハンツコは、エールディビジ屈指のDFの一人と評価されている。