カンビアーゾ、足首の負傷が長引く ── 次節インテル戦で復帰なるか
Foot Italia
ユベントスのアンドレア・カンビアーゾは、依然として足首の負傷から回復途上にあり、数週間にわたって戦列を離れている。PSVとのチャンピオンズリーグ・プレーオフやインテルとのデルビー・ディターリアが控える中、24歳の復帰時期に注目が集まっている。
負傷の経緯と現状
カンビアーゾは昨年12月から足首の問題を抱えており、当初は軽傷と見られていたものの、徐々に悪化。シーズン序盤は痛みを抱えながらプレーを続けていたが、負担が大きくなり、ついに自身の判断で回復に専念する決断を下した。クラブのメディカルスタッフもこの決定を支持している。
シーズン序盤、ティアゴ・モッタ監督は選手層の薄さに悩まされていたが、その状況下でカンビアーゾは無理を押して出場。しかし、パフォーマンスへの影響が顕著になり、最終的に長期的な回復を優先することになった。
復帰の目標
カンビアーゾはPSVとのCLプレーオフ第1戦を欠場するものの、日曜日のインテル戦での復帰を目指している。ただし、現時点では個別メニューでの調整が続いており、チーム全体のトレーニングにはまだ合流できていない。
インテル戦での出場可否は、今後数日間の状態次第となる。もし間に合わなかった場合は、来週のPSVとの第2戦での復帰が次のターゲットとなる。
ユベントスの代替策
カンビアーゾ不在の中、モッタ監督は布陣の変更を余儀なくされている。左サイドには恥骨炎を抱えるニコロ・サヴォーナが起用され、右サイドではティモシー・ウェアが緊急措置として起用されることもあった。さらに、ウェストン・マッケニーもサイドバックの役割を務める場面があった。
この過密日程の中、ユベントスは戦術的柔軟性を試される状況が続く。しかし、カンビアーゾの復帰はチームにとって大きなプラス要素となるだろう。今季は28試合に出場し、2ゴール2アシストを記録。戦術理解度の高さと豊富な運動量で攻守両面に貢献しており、早期復帰が待たれる。