カペッロがコープマイネルスに言及「ミラン時代のクライファートを思い出す」
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ファビオ・カペッロが、今夏ユベントスに加入したトゥーン・コープマイネルスについて言及。オランダ代表MFはトリノでまだ真価を発揮できていないと指摘した。
ユベントスは昨夏、約9カ月にわたる交渉の末、アタランタからコープマイネルスを獲得。移籍金はボーナス込みで約6000万ユーロと高額だったが、ここまでのパフォーマンスはその評価に見合うものではない。
ティアゴ・モッタはこれまで彼を擁護してきたが、一部ではパフォーマンスに疑問の声が上がっている。特に先日のコモ戦では後半に途中交代となり、PSVとのチャンピオンズリーグ・プレーオフではスタメン落ちの可能性も取り沙汰されている。
こうした状況を受け、カペッロはコープマイネルスをかつてのパトリック・クライファートに重ね合わせた。オランダ人FWはアヤックスで台頭し、1997年夏にミランへ移籍。しかし、サン・シーロでは期待に応えられず、翌年バルセロナに移籍して本領を発揮した。
「彼を見ているとクライファートを思い出す」と、カペッロは『IlBianconero』を通じて語った。
「アヤックス時代の活躍を受けてミランに来たが、チームに馴染めなかった。ただ、彼の才能に疑いはなかったし、実際ミランを去るとバルセロナで得点を重ねた」
ユベントスとしては、コープマイネルスがクライファートのように短期間でチームを去ることなく、期待に応える活躍を見せることを願うばかりだ。