【マッチレビュー】ユベントス、PSVに2-1勝利 ── CLプレーオフで先勝

2025年2月12日

（画像：GettyImages）

Foot Italia

ユベントスはチャンピオンズリーグ・プレーオフのPSV戦で2-1の勝利を収め、アリアンツ・スタジアムで先勝。2月19日にオランダで行われる第2戦に向け、僅かなアドバンテージを手にした。

この試合では冬の移籍市場で加わったランダル・コロ・ムアニ、ロイド・ケリー、レナト・ヴェイガがCLデビューを果たした。一方、アンドレア・カンビアーゾ、ピエール・カルル、アルカディウシュ・ミリク、グレイソン・ブレーメル、フアン・カバルら負傷者を欠く布陣となった。

試合は序盤から拮抗した展開に。ユベントスはティモシー・ウェアがPSVゴールを脅かし、PSVはライアン・フラミンゴがコロ・ムアニのシュートをブロック。均衡が破れたのは34分、フェデリコ・ガッティの右サイドからの突破を起点にウェストン・マッケニーがペナルティエリア手前から強烈なシュートを決め、ユベントスが先制した。

後半に入るとPSVが反撃。56分、元インテルのイヴァン・ペリシッチが冷静なフィニッシュを決め、試合を振り出しに戻した。しかし82分、途中出場のサミュエル・ムバングラがフランシスコ・コンセイソンのシュートのこぼれ球を押し込み、ユベントスが再びリードを奪った。

終盤はPSVが再び同点を狙ったが、ユベントス守備陣が粘り強く対応。ヴェイガとGKディ・グレゴリオの連携で決定機を防ぎ、試合は2-1で終了した。

この結果により、第2戦はユベントスが優位に立つ形で行われるが、PSVもホームでの逆転を狙う。ユベントスはリードを守り、ラウンド16進出を確実にしたいところだ。