OBルカ・トーニがオシムヘンのユベントス適正に疑問「モッタのサッカーに大きな違いを生むか分からない」
Football Italia
2006年W杯優勝メンバーのルカ・トーニが、ヴィクター・オシムヘンのユベントス適性に疑問を呈している。ティアゴ・モッタの戦術にフィットするかどうか確信が持てないという。
ナイジェリア代表FWは現在ガラタサライへローン移籍中だが、今季終了後にナポリへ復帰する予定で、契約には7500万ユーロの契約解除条項が設定されている。ユベントスのスポーツディレクター、クリスティアーノ・ジュントーリは2020年にナポリへオシムヘンを連れてきた人物であり、来夏に再び獲得を狙う可能性があると報じられている。特にドゥシャン・ヴラホヴィッチが高額オファーで売却された場合、その後釜候補としてリストアップされるとみられる。
しかし、元ユベントスのストライカーであるトーニは、ガゼッタ・デッロ・スポルトのインタビューで、この移籍がユベントスにとって決定的な違いを生むかどうかは疑問だと語った。
「シーズン終了後、まずユベントスがどのタイプのストライカーを求めるのかを判断しなければならない。オシムヘンはヴラホヴィッチよりも裏へ抜ける動きは得意だが、プレーの組み立てにはあまり関与しない部分がある。だから、ティアゴ・モッタにとって大きな違いを生むかどうかは分からない」
オシムヘンの能力は疑いようがないが、モッタの戦術に適応できるかどうかは別の問題だ。ユベントスがヴラホヴィッチを放出した場合、どのようなストライカーを獲得するのか、その選択が来夏の移籍市場の大きな焦点となる。