現地ジャーナリスト「ファジョーリはユベントスに感謝すべき。もしトリノに残っていたら…」
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今季前半戦での起用の少なさに、多くのユベントスファンが失望していたニコロ・ファジョーリ。クラブ屈指のアカデミー出身選手の一人であり、出場機会を得るたびに際立ったパフォーマンスを見せていた。それゆえ、違法ベッティング問題で7カ月の出場停止処分を受けた際も、ユベントスは彼を支え続けた。
マッシミリアーノ・アッレグリはファジョーリを自身のプランの重要な一部と考えていたが、ティアゴ・モッタ体制では構想外に。指揮官は放出に反対せず、ファジョーリはセリエAでの成長を目指しフィオレンティーナへと移籍した。
ラ・ヴィオラは買取オプション付きのローンで彼を獲得。この決断を巡り、ファンや評論家の間では議論が巻き起こっている。
一方で、ジャーナリストのマッシモ・パヴァンは、ファジョーリがユベントスに感謝すべきだと主張。『Tuttojuve』のインタビューでこう語っている。
「ファジョーリはユベントスに感謝すべきだ。世間が彼を批判していた時期にクラブは契約を更新し、支え続けた。もしトリノに残っていたら、彼の市場価値は下がっていたはずだ。今のユベントスは、プロジェクトに合わない選手を整理する段階にある」
さらに、「彼の成功を願っている」とも付け加えた。フィオレンティーナで新たな章を迎えるファジョーリが、ユベントスが期待したトッププレーヤーへと成長できるか注目される。