ヴラホヴィッチがコモ戦でウォーミングアップすらせず ── モッタ「全員にチャンスがある」
Football Italia
ユベントスのドゥシャン・ヴラホヴィッチは、2-1で勝利したコモ戦でウォーミングアップすら行わなかった。しかし、ティアゴ・モッタ監督は「全員にチャンスがある」と強調し、「先発でも途中出場でも、チームのために違いを生み出せる」と語った。
2025年に入って先発は1試合のみ
ヴラホヴィッチは今季、公式戦28試合で13ゴールを記録し、チームトップの得点源となっている。しかし、2025年に入ってからの先発はわずか1試合のみ。直近のセリエA3試合ではベンチスタートが続き、新加入のランダル・コロ・ムアニが1トップに起用されている。
PSGからレンタルで加入したコロ・ムアニは圧倒的なインパクトを残し、ユベントスでの最初の3試合で5ゴールをマーク。その影響もあり、ヴラホヴィッチはコモ戦で一度もウォーミングアップすら行わなかったと『Sky Sport Italia』や『DAZN』が報じている。
モッタ「全員にチャンスはある」
『SportMediaset』は、ヴラホヴィッチが次戦以降で出場機会を増やす可能性について、モッタ監督に質問。来週のチャンピオンズリーグ決勝トーナメント・プレーオフ、PSV戦に向けた起用法が注目されるなか、指揮官は次のように答えた。
「全員にチャンスはある」
「ドゥシャンはこれまで多くの試合に出場してきた。コンディションが万全でないときでも、プレーが必要な場面はあった」
「彼は重要な選手だが、それは他の選手も同じだ。チームのために、先発でも途中出場でも違いを生み出せることを、彼らは理解している」
ヴラホヴィッチは今季のセリエAで19試合に出場し、8ゴールを記録。チャンピオンズリーグでは7試合で4ゴールを挙げている。