ユベントス、ロイド・ケリーの獲得を正式発表 ── 買取義務付きの期限付き移籍
Foot Italia
ユベントスはロイド・ケリーの獲得を正式に発表した。26歳のイングランド人DFは、守備陣の強化を目的にニューカッスル・ユナイテッドから加入。契約は2025年6月30日までの期限付き移籍で、特定の条件を満たした場合、買取義務が発生する条項が含まれている。
買取が成立すれば総額1750万ユーロ超
ケリーのレンタル料は300万ユーロで、さらに80万ユーロの追加費用が発生。買取義務が適用されると、ユベントスは3年間にわたって1,450万ユーロを支払うことになるほか、270万ユーロの追加費用が加わる。また、スポーツ面での特定の目標を達成した場合、最大650万ユーロのボーナスが発生する可能性もある。
なお、買取条件が満たされる可能性が高いため、ユベントスは今回の移籍を財務上、実質的な完全移籍として扱っており、総額1,750万ユーロ+追加費用として計上。最終的な財務処理は2025年6月30日時点の年次財務報告書で確定される見込みだ。
ユベントスの1月4人目の補強…負傷者続出の守備陣を強化
ケリーは今冬の移籍市場でユベントスが獲得した4人目の選手となる。これまでにアルベルト・コスタ、ランダル・コロ・ムアニ、レナト・ヴェイガを補強しており、守備の層を厚くする狙いがある。
2024年夏にボーンマスからニューカッスルへフリー移籍したケリーだったが、出場機会に恵まれず、今回のユベントス移籍に至った。センターバックと左サイドバックの両方をこなせる守備のユーティリティプレーヤーとして、ピエール・カルルの負傷による戦力不足を補う役割が期待される。