今シーズン、マルチタスクを任されるティモシー・ウェア「チームのためならどこでもプレーする」
JuveFC.com
ユベントスのティモシー・ウェアは、またしても新たなポジションで起用された。だが、本人にとってはポジションは関係ないようだ。どこであろうと、チームのために貢献する意欲を改めて強調している。
昨夏にリールから加入した24歳は、トリノでの最初のシーズンこそ低調だったものの、今季はティアゴ・モッタの下でより生き生きとしたプレーを見せている。
本職はウィンガーであり、右サイドのスペシャリストだが、左ウィングやセンターフォワードとしてもプレー。今季序盤には、負傷したドゥシャン・ヴラホヴィッチの代役も務めた。そして直近の試合では、アンドレア・カンビアーゾとフアン・カバルの不在を受け、ベンフィカ戦とエンポリ戦で右サイドバックに入った。
だが、ウェア自身は特に問題視していない。試合に出られるならどこでもいいと語り、冗談交じりに「ゴールキーパーでもやる」と意欲を見せた。
「サイドバックとしてプレーするのも悪くない。チームの助けになれるなら喜んでやるよ」と、試合後の会見で語ったウェア。
「監督が望むなら、ゴールキーパーでもいいさ。とにかく、チームのために良いプレーを続けたい」
また、エンポリ戦での逆転勝利にも満足感を示した。ユベントスは試合開始早々に失点しながらも、4-1で快勝。ウェアは、前節のベンフィカ戦での敗戦が響いていたことを明かしている。
「この勝利は大きい。開始4分で失点したのは厳しかったが、うまく反応できた。この調子を維持しないといけないし、満足しているよ。ベンフィカ戦の後は難しかったが、前を向くしかない。次はコモ戦に集中する」
また、サポーターのブーイングについても言及。選手にとっては厳しい状況だったが、ファンの後押しが必要だと強調した。
「ブーイングされるのは辛い。勝つためにはみんなのサポートが必要なんだ」