【Football Italia】ユベントス対エンポリ 選手評価&コメント「コロ・ムアニは終始ポジティブな姿勢を見せた」
編集長ミツひと言
エンポリ戦でもゴールを決めて、加入から2試合連続で得点を記録したコロ助。タイプとしては決して「ポストプレーヤー」ではないものの、右に左に流れながら、強靭なフィジカルを活かしてボールをキープ。試合を通して攻撃の起点となり、チームに安定感を与えたと言える活躍を披露しました。
となると、気になるのはベンチスタートとなったキンタの処遇でしたが、そのキンタも65分からピッチに立つと積極的な仕掛けを見せ、試合終了間際の90分にはユベンティーニの98.5パーセントが「そこからシュート打ったらダメぇぇぇぇぇえええええ!」と思った中、左足で振り抜いたボールはブレ球となり、エンポリGKバスケスの手をかすめることなくゴールイン。これまで「期待に応えていない」「機能していない」「顔がキャンタマみたい」と言われ続けた中、それらを払拭すべく、まさに「意地のゴール」を決めてくれました。
ポジション争いについては、現状、公式戦2戦連発のコロ助が「リードしているなりよ」な感じもしますが、エンポリ戦ではキンタ投入の段階でコロ助が左サイドハーフへポジションを変えており、今後はキンタとコロ助が共存する可能性もあり。そしてコロ助が加わったことにより、モッちゃんの選択と戦術の幅が広がったことは間違いなし。これから続く厳しい戦いにおいて、コロ助の単コロ、キンタの片タマ、そしてキンタとコロ助を共存させるタマコロを使い分けて、勝利を重ねて欲しいと願います。
それにしてもエンポリ戦のゴールの後のキンタの「どうだ!見たか!ごるぁぁぁぁぁあああああ!」と言った気持ちが伝わってくるパフォーマンスは良かった。やっぱりキンタの巻き返し、それはすなわちキンタマき返しなくしてユベントスの復活は無し。ここからのゴール量産に期待します!