レジェンド・マルキージオがユベントスの不振に言及「更なる悪化もあり得る」
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元ユベントスのクラウディオ・マルキージオが、古巣の現状について懸念を示した。直近の連敗でチームの問題点が浮き彫りになったことを受け、内部の課題を早急に解決する必要があると警鐘を鳴らしている。
今季、ユベントスはリーグ戦で無敗を維持していたが、ナポリ戦での敗戦により、隠れていた問題が表面化した。その前の試合でも黒星を喫しており、チームの方向性を不安視する声が高まっている。
冬の移籍市場で補強を行ったものの、マルキージオは単なる戦力アップでは解決にならないと考えている。問題の本質はロッカールームにあり、選手間の結束と集中力を取り戻すことが最も重要だと指摘する。
「問題はロッカールームで解決しなければならない。ただ、内部のことは分からないから具体的には言えない。でも、ユーベにはまだ改善の時間がある。ただし、このままでは悪化する可能性もある。自分もユーベで2シーズン連続の7位を経験した。その時はチームの問題を迅速に解決できなかった。だからこそ、ユーベはできるだけ早く立て直す必要がある。さもなければ、今シーズンは苦しいものになる」
マルキージオの言葉は、ユベントスが直面する危機の深刻さを物語っている。過去の7位フィニッシュを引き合いに出したことは、問題を先送りすれば事態がさらに悪化する可能性を示唆している。
ユベントスにとって、まだ巻き返す時間はある。しかし、現状のままではシーズン終盤に向けて苦戦が続くことは避けられない。クラブの威信を守るためにも、早急な対応が求められている。