ヴラホヴィッチのユベントス退団が現実味 ─ 後釜にオシムヘンをリストアップ
編集長ミツひと言
今シーズン、「不調」とまでは言わずとも、決して「好調」とも言えないキンタ。セリエAに関しては、第22節を終了した時点で18試合に出場して7ゴールを記録しているものの、そのうち4つがペナルティキック。流れの中からはわずか3ゴールとなれば、ファンのイメージとしてもネガティブなものとなり、そして厳しい声が出たとしても、致し方ない部分もあると考えます。
更に契約更新がそこに追い打ちをかける形となっておりまして、現在、ユベントスとキンタの契約は2023年6月までですが、年俸を下げる、下げないで交渉は停滞しており、このままで行くと更新されないままに来シーズン開幕を迎えることに。となると、最悪のケースは契約が更新されないままに来シーズン終了後に満了を迎え、トランスファーフリーでチームを離れる可能性もあり。しかし、獲得に際して8000万ユーロを要した選手をフリーで手放す訳には行かず、であれば、契約が一年残る次の夏にある程度の移籍金で放出を考えるのは、ユベントスとしては当然のことであります。
そしてポイントとなるのは「ヴラホビッチ放出で手にしたお金で誰を獲得するか」ですが、編集長的にオシムヘンはユベントスっぽくない部分もあるので微妙 of 微妙。ジュンちゃんにおかれましてはナポリ時代の仲間かもしれませんが、獲得後に機能せずに「オシムヘン獲得を惜シムヘン」にならぬよう、慎重に判断して頂きたいと存じます。