ヴラホヴィッチのユベントス退団が現実味 ─ 後釜にオシムヘンをリストアップ
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ドゥシャン・ヴラホヴィッチのユベントス退団が現実味を帯びてきた。アリアンツ・スタジアムで存在感を示せずにいる現状を考えると、今夏の移籍は避けられないかもしれない。
フィオレンティーナ時代、ヴラホヴィッチは試合のたびにゴールを決める圧倒的な決定力を誇り、その活躍がユベントスを惹きつけた。クラブは彼を将来のエースとして迎え入れ、多くのチャンスを与えてきたが、加入後は期待通りの結果を残せていない。
当初はマッシミリアーノ・アッレグリの守備的な戦術が原因と指摘され、指揮官交代によって復活するとの見方もあった。しかし、ティアゴ・モッタが新監督に就任し、彼のスタイルに適応するための環境が整えられたにもかかわらず、ヴラホヴィッチのゴール数は伸び悩んでいる。
この状況を受け、ユベントスは契約延長に向けた話し合いを進めていたが、交渉は停滞。契約満了まで1年あまりとなり、今夏の売却が現実的な選択肢となりつつある。すでにクラブは後釜をリストアップしており、トゥットメルカートウェブによれば、クリスティアーノ・ジュントリSDがヴィクター・オシムヘンを最有力候補に挙げているという。
報道によると、ユベントスはナポリに対し7500万ユーロのオファーを準備しており、獲得に本腰を入れている。オシムヘンは欧州屈指のストライカーであり、ハイプレスや献身的なプレー、優れた決定力を兼ね備える。ヴラホヴィッチに代わる新たなエースとして、攻撃の中心を担う存在となる可能性が高い。
ユベントスがオシムヘン獲得に動けば、攻撃陣の大きな転換点となるだろう。ヴラホヴィッチの去就が不透明な中、クラブの決断が注目される。