ユベントスFDジュントリ、冬の補強は完了と主張も…新CB獲得の可能性は残るか!?
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ユベントスのフットボールディレクターであるクリスティアーノ・ジュントリは、今冬の補強がすでに完了したと主張している。
ビアンコネリは今月、ヴィトーリア・ギマランイスから21歳の右サイドバック、アルベルト・コスタを獲得。また、パリ・サンジェルマンからランダル・コロ・ムアニ、チェルシーからレナト・ヴェイガをそれぞれローンで迎え入れている。
しかし、報道ではさらなる補強の可能性が取り沙汰されていた。グレイソン・ブレーメルとフアン・カバルがシーズン絶望の重傷を負い、さらに元キャプテンのダニーロが契約を解除してフラメンゴに移籍。守備陣の穴を埋める新たなセンターバックの獲得が必要と見られていた。
それでもジュントリは市場での動きは終了したと強調。放出の可能性も否定した。
「我々は選手を売却するつもりはない。ただし獲得に関しては、守備陣に2人、そしてミリクが離脱していたためFWを1人補強した。市場は今日で終了する。今後はチャンスを慎重に見極める」と、スカイ・スポーツ・イタリアのインタビューで語っている。
ただし、この発言はチャンピオンズリーグのベンフィカ戦前に行われたもの。この試合でピエール・カルルが負傷し、クラブの補強方針が再び変わる可能性もある。フランス人DFの状態は深刻ではないとされるが、状況次第では市場に戻ることも考えられる。
さらに、イタリアの複数メディアは、ジュントリの発言を“カモフラージュ”と見ている。彼は市場で動く際にブラフを使うことで知られており、『コリエレ・デッロ・スポルト』も「ユベントスは1月の移籍市場終了までに新たなセンターバックを獲得する可能性がある」と報じている。
果たして、ビアンコネリの補強は本当に終わったのか、それとも水面下で新たな動きがあるのか。市場閉幕まで、ユベントスの動向から目が離せない。