不振のドウグラス・ルイス、チェルシーが接触もユベントスは首を縦に振らず
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ユベントスとチェルシーは、レナト・ヴェイガの移籍を最終調整する中で、ドウグラス・ルイスの移籍についても話し合っていた模様だ。
両クラブはここ数日間にわたり交渉を進めており、すでに1つの取引を完了させる段階に至っている。ヴェイガは日曜日の夜にトリノに到着し、月曜日の朝にはJメディカルセンターでメディカルチェックを受けるため姿を現した。
この21歳のポルトガル人ディフェンダーは、シーズン終了までのドライローンでセリエAの名門に加入することになり、1月の補強としてはアルベルト・コスタ、ランダル・コロ・ムアニに続く3人目の新戦力となる。
しかし、イタリア人ジャーナリストのチーロ・ヴェネラートによれば、交渉の場ではルイスの将来も議題に上がっていたとのことだ。チェルシーは現在苦戦しているこのミッドフィルダーについて問い合わせを行ったという。
26歳のルイスは昨シーズン、プレミアリーグでトップクラスのパフォーマンスを見せ、アストン・ヴィラで公式戦10ゴール10アシストを記録。しかし、昨夏にユベントスへ5000万ユーロで移籍して以降、コンディションや自信を欠き、不振に陥っている。
ここまでほとんどの試合でベンチを温める状況が続いており、チェルシーはこの状況を注視。エンツォ・マレスカ監督は、ユベントスで低迷しているルイスを起用することで復調させる可能性に期待しているようだ。
ただし、チェルシーが求めたローン移籍に対し、ユベントスは明確にノーを突きつけたと報じられている。クラブは、完全移籍、あるいはシーズン終了後の買い取り義務を含む形でしかルイスを手放す意思がないようだ。
「チェルシーはルイスをローンで求めてきたが、ユベントスは断固としてノーと言った」とヴェネラートはイタリアの番組『ドメニカ・スポルティーバ』で明かした。「ユベントスは義務付きローンか完全移籍でのみ彼を売るつもりだ」。
現在、ブラジル代表のルイスはユベントスで公式戦18試合に出場しているが、そのほとんどが途中出場。ゴールやアシストはまだ記録していない。