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ユベントス、今季リーグ戦初黒星で伊メディアから届く批判 「決意と闘志が欠けている。ヴラホビッチのプレーは高給に見合っていない」



(画像:GettyImages)

Football Italia

ユベントスは土曜日、スタディオ・マラドーナで行われたセリエA第20節でナポリに2-1で敗れ、2024-25シーズンのリーグ戦で初黒星を喫した。この結果、首位アントニオ・コンテ率いるチームとの差は16ポイントに広がり、ビアンコネリの指揮を執るティアゴ・モッタの采配に改めて疑問の声が上がっている。

新加入のランダル・コロ・ムアニは、ビアンコネリのユニフォームを着てわずか数回のボールタッチで初ゴールを記録。しかし、後半にアンドレ=フランク・ザンボ・アンギサとロメル・ルカクのPKによって逆転を許した。ユベントスはこれで勝ち点35のままリーグ5位に後退。首位とは16ポイント差、チャンピオンズリーグ圏内の4位ラツィオとは勝ち点2差となった。ただし、ラツィオは日曜日の試合を控えている。

 

モッタ体制への疑問とイタリアメディアの論調

ナポリ戦での敗北を受け、イタリア各メディアはユベントスとティアゴ・モッタ監督に対して疑問を呈している。

特に懸念されているのは、今季ユベントスがリードを守り切れない試合が多い点だ。これまでに勝ち点17をリードした状態から失い、その内訳は6試合が引き分け、ナポリ戦が今季リーグ戦で初の敗戦となった。

また、過去21試合連続無敗という数字も、その内13試合が引き分けに終わったことで、期待されるほどの盛り上がりには繋がらなかったと指摘されている。

「コリエレ・デロ・スポルト」は、ナポリ戦後のユベントスについて「決意と闘志が欠けている」と批判。ナポリの方が対戦相手よりも明らかに「勇気」があり、それが勝利への大きな要因となったと報じている。

 

ヴラホヴィッチ起用法への批判

また、モッタ監督のドゥシャン・ヴラホヴィッチの起用法にも疑問が向けられている。セルビア代表FWはシーズン前半、代わりとなる選手がいなかったためほぼ全試合でスタメン出場を続けていたが、筋肉系の負傷で短期間離脱して以降、直近3試合でスタメンを外れた。

問題視されているのは、ヴラホヴィッチの高額な給与に見合ったパフォーマンスを引き出せていない点だ。モッタはチームに復帰した後もストライカーのコンスタントな活躍を引き出すことができておらず、ベンチ要員として扱われる状況にメディアやファンからの批判が高まっている。

(引用元:Football Italia)

 

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