【マッチプレビュー】引き分けが続くユベントス、首位ナポリとアウェイで激突!勝ち点3を掴むことができるか
Foot Italia
今週土曜日、スタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナが注目の一戦を迎える。セリエA首位のナポリが無敗を維持するユベントスをホームに迎え、優勝争いに大きな影響を与える可能性のある対決が繰り広げられる。両チームの勝ち点差は13。ナポリはホームでのユベントス戦で5連勝を目指す。
アントニオ・コンテ率いるナポリは好調を維持しており、先週末のアタランタ戦では激戦の末3-2で勝利。アウェイ11試合で8勝目を挙げ、勝ち点を50に伸ばした。現在、2位のインテルに3ポイント差をつけている。
かつてインテルとユベントスでスクデットを獲得したコンテにとって、この北対南のライバル対決は特別な意味を持つ。ユベントス時代の勝率68%という実績を持つが、今回は古巣相手にナポリのホーム連勝記録をさらに伸ばすことを狙う。
一方、ティアゴ・モッタが指揮するユベントスは、今シーズン無敗を維持するものの、引き分けが多く、勝ち切れない試合が目立つ。公式戦の半分以上が引き分けに終わっており、特にチャンピオンズリーグではクラブ・ブルージュと0-0で引き分けるなど、課題を抱えている。セリエAではミランを2-0で下したが、ヨーロッパの舞台でトップ8入りを目指すには苦しい状況だ。
この試合の鍵を握るのは、コンテが鍛え上げたナポリの守備力と、ユベントスの攻撃陣の決定力。ユベントスがチャンスを確実に生かせないようであれば、ナポリの組織的な守備が試合を制する可能性が高い。
チーム情報
ナポリはアレッサンドロ・ボンジョルノが欠場の可能性があり、ファン・ジェズスが守備を継続して務める見込み。先発は変更なしと予想され、フィリップ・ビリングやルイス・ハサがベンチからオプションとなる。注目はロメル・ルカク。欧州5大リーグ通算200ゴールまであと1得点と迫っている。
ユベントスは攻撃陣に選択の難しさを抱える。得点王ドゥシャン・ヴラホヴィッチは「技術的理由」で外され、ニコ・ゴンザレスは偽9番として結果を残せていない。新加入のランダル・コロ・ムアニがベンチ入りする可能性がある一方、ケナン・ユルディスやフランシスコ・コンセイソンは負傷から復帰し、先発も視野に入っている。
予想スタメン
ナポリ
メレット;ディ・ロレンツォ、ラフマニ、ジェズス、オリヴェラ;アンギサ、ロボトカ;ポリターノ、マクトミネイ、ネレス;ルカク
ユベントス
ディ・グレゴリオ;マッケニー、カルル、ガッティ、カンビアーソ;ロカテッリ、テュラム;ユルディス、コープマイネルス、ムバングラ;ゴンザレス
試合予想
ホームの利を活かすナポリが有利と見られる。ユベントスの勝ち切れない試合運びを考えると、コンテの戦術とナポリの安定した守備が決定打となりそうだ。セリエAでのユベントスの無敗記録が終わる可能性もある。
予想スコア:ナポリ 1-0 ユベントス