【マッチレビュー】「ゴールが遠い」ユベントス、クラブ・ブルージュの堅守に阻まれスコアレスドロー
Foot Italia
ユベントスは、UEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第7節でクラブ・ブルージュと対戦し、0-0のスコアレスドローで試合を終えた。ヤン・ブレイデルスタディオンでの一戦は緊張感のある内容となり、ビアンコネリは得点を奪えず攻撃面での課題を露呈した。
負傷者に悩むユベントスは、アレク・ミリク、グレイソン・ブレーメル、フアン・カバルといった長期離脱中の選手に加え、ブラホヴィッチ、ユルディス、コンセイソン、マッケニーがベンチスタート。攻撃オプションに制約がある中での試合となった。
試合を通じて最も決定的なチャンスは、ニコ・ゴンサレスの場面だった。ムバングラの正確なクロスに合わせるも、アルゼンチン人FWはゴール前でのフィニッシュを外し、絶好の機会を逃した。その他にも、ドウグラス・ルイスのミスキック気味のボレー、コープマイネルスの方向を欠いたヘディング、ロカテッリのロングシュートが見られたが、いずれも得点には結びつかなかった。
一方で、クラブ・ブルージュは堅実な守備でユベントスの攻撃をシャットアウト。特にGKシモン・ミニョレが好セーブを連発し、試合の均衡を保った。試合を通じてボールを支配しながらも、効果的なチャンスを作り出せなかったユベントスは、ゴールを奪えないヨーロッパでの苦戦が続いている。
この結果により、グループステージでの順位争いは一層熾烈となった。クラブ・ブルージュとの勝ち点差はわずか1。ティアゴ・モッタ監督にとって、次戦までに攻撃面の問題を解決することが喫緊の課題となる。
スタメン
クラブ・ブルージュ(4-2-3-1)
ミニョレ;サッベ(69分 セイス)、メヘレ、オルドニェス、デ・カイペル;ジャシャリ、オニェディカ;タルビ(90分 メイエル)、ファナケン、ツォリス(78分 ヴェトレセン);ジュトグラ(69分 ニルソン)
ユベントス(4-2-3-1)
ディ・グレゴリオ;サヴォーナ、ガッティ、カルル、カンビアーゾ;ドウグラス・ルイス(76分 テュラム)、ロカテッリ;ウェア(65分 コンセイソン)、コープマイネルス(76分 マッケニー)、エムバングラ(65分 ユルディス);ニコ・ゴンサレス(76分 ブラホヴィッチ)