チアゴ・モッタ、トモリ獲得へ直接交渉も失敗か。ユベントスの守備補強は暗礁に
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ティアゴ・モッタがミランDFフィカヨ・トモリに直接電話をかけ、ユベントス移籍を誘ったと報じられている。
ビアンコネリは今季、すでにピエール・カルルをミランから獲得しており、フランス人DFはアリアンツ・スタジアムで即座に存在感を発揮。クラブはシーズン終了後に買い取りオプションを行使する見通しだ。
しかし、グレイソン・ブレーメルがACL負傷で離脱し、ダニーロも退団が確実な状況で、ユベントスの守備陣は人手不足に陥っている。そこで再びミランに目を向け、カルルの元相棒であるトモリ獲得に動いている。
トモリ獲得は難航、ミランが要求額で譲らず
昨夏のカルル獲得は迅速かつ明確な取引だったが、トモリを引き抜くミッションは遥かに困難を極めている。特にセルジオ・コンセイソン監督の就任以降、トモリは再びミランのスタメンに定着しており、状況はさらに複雑化している。
それでもモッタは諦める様子を見せていない。トモリを最優先ターゲットとしてリストアップし、ヨーロッパ中の他の候補を差し置いて説得を続けている。La Gazzetta dello Sportによれば、モッタ監督はトモリに電話をかけ、自身のプロジェクトについて説明したという。だが、イタリア・ブラジル人監督の試みは功を奏さなかった模様。
同紙によれば、トモリはミラン残留の意向を改めて表明し、ユベントスからの誘いを断ったという。また、クラブ間交渉でも進展は見られず、ミランは売却額として2500万ユーロを要求。ローン移籍+買い取りオプションの形態も拒否している。
次の候補にシフトか
このようにユベントスはトモリ獲得において厳しい状況に直面しており、代替案へのシフトが現実的だろう。ニューカッスルのロイド・ケリーやチェルシーの若手DFレナト・ヴェイガなど、実現可能性の高いターゲットに焦点を移す必要がありそうだ。