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ユベントスOB ディ・カーニオ、新戦力に辛口評価「タイトルを狙う選手たちには見えない」



(画像:GettyImages)

JuveFC.com

元イタリア代表で現在は評論家を務めるパオロ・ディ・カーニオが、ユベントスの今夏の補強に厳しい評価を下した。彼はスカイ・カルチョ・クラブでの発言を通じて、新加入選手たちが自身の期待を裏切ったと主張している。

ユベントスは今夏、チームの大幅な刷新を図り、トゥーン・コープマイネルス、ドウグラス・ルイス、ニコ・ゴンサレスら9人の新戦力を獲得。約2億ユーロを投じた野心的な補強で、新監督ティアゴ・モッタの下、新時代の幕開けが期待されていた。

しかし、セリエAで未だ無敗を維持しているものの、19試合中12試合で引き分けに終わるなど低調なパフォーマンスが続いている。これにより、ユベントスはインテル、アタランタ、ナポリ、ラツィオに後れを取り、チャンピオンズリーグ出場権争いで苦戦している状況だ。

 

ゴンサレスに矛先を向けるディ・カーニオ

ディ・カーニオは特にフィオレンティーナから加入したゴンサレスに疑問を呈した。同選手は過去3シーズンでカンファレンスリーグ決勝に2度進出し、2022/23シーズンにはコッパ・イタリア決勝でインテルに敗れた経験を持つ。

「ユベントスが抱える問題に加え、フィオレンティーナから来た選手が、タイトルを狙えるような活躍をするとは思えない。彼らはいつも決勝で敗れる。それが38試合でどうにかなるとは到底思えない」と断じた。

 

コープマイネルスにも疑念

さらに、ディ・カーニオはコープマイネルスの適応にも懸念を示した。

「コープマイネルスは過去に重要な時期を過ごしてきたが、それは全く異なるスタイルのサッカーだった。短期的には何の光明も見えない。このチームは確かに改善するだろうが、どれほどの進化を遂げられるかが問題だ」と語った。

 

モッタ体制でのユベントスがどこまで復調できるのか。ディ・カーニオの批評はクラブの現状を如実に表しているといえそうだ。

(引用元:JuveFC.com)

 

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