冬の移籍市場で本格的な9番確保へ動くアーセナル、ユベントスのヴラボビッチをリストアップ!
Foot Italia
アーセナルが1月の移籍市場でエリート級のストライカー獲得に向けて動きを加速させている。近年、柔軟性のあるフォワードや攻撃的ミッドフィルダーに依存してきた北ロンドンのクラブだが、この冬には純粋なストライカーへの大型投資を実現させる可能性が高まっている。
深刻な負傷者リストが移籍を後押し
イタリアの「カルチョメルカート」によると、ガブリエル・ジェズスの深刻な負傷に加え、ブカヨ・サカ、ラヒーム・スターリング、ガブリエル・マルティネッリといった攻撃の主力が相次いで離脱したことで、アーセナルの補強への緊急性が増している。さらに、若手有望株のイーサン・ヌワネリもファーストチームでの負担から怪我を負った状況だ。
この怪我の連鎖により、レアンドロ・トロサールやカイ・ハフェルツといった本職のストライカーではない選手たちが前線を任されているが、得点力の安定性を欠いているのが現状。セットプレーからの得点で守備陣が攻撃陣を上回るという異例の状況が続いている。
アルテタ監督の危機感
ミケル・アルテタ監督は、FAカップ敗退後にチームの得点力不足に対する懸念を表明。「信じられないことに、この試合を勝ち切ることができなかった。相手のゴールにボールを入れることに問題を抱えている。ガブリエル・ジェズスの膝の状態は非常に心配だ。正直に言って、現状はうまくいっていない」と語った。
補強候補リスト
アーセナルがストライカー獲得に動けば、ヨーロッパ全土に影響を及ぼす可能性がある。以下は現時点での注目ターゲットだ。
有力候補
・ジョナサン・デイビッド(リール):現在リーグ・アンの得点王で、インテルやユベントス、ACミランも関心を寄せる。
・ビクター・オシムヘン:ナポリからガラタサライへローン中だが、夏にはプレミアリーグ移籍の可能性も。
・ベンジャミン・セスコ(RBライプツィヒ):長期的なターゲットであり、ACミランも注視している。
・ドゥシャン・ヴラホヴィッチ(ユベントス):契約状況やトリノでの不満から、即時移籍の可能性がある。
夢のターゲット
・ジョン・デュラン(アストン・ヴィラ):2030年までの契約があるものの、出場機会を求めている。
・ヴィクトル・ギョケレス(スポルティングCP):1億ユーロの解除条項を持ち、マンチェスター・ユナイテッドも関心を示している。
・アレクサンダー・イサク(ニューカッスル):アーセナルが長く注目してきた選手だが、移籍金は1億5000万ポンドに達する可能性。
バーゲン候補
・エヴァン・ファーガソン
・マーカス・ラッシュフォード
・リアム・デラップ
・ランダル・コロ・ムアニ
今月中にアーセナルが新たなエースを獲得するかどうか、そしてそれがチームの命運を左右する可能性が注目される。