ユベントス、アラウホ獲得に向けてバルセロナと具体的な交渉をスタートか!
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ユベントスがバルセロナ所属のロナルド・アラウホ獲得に向けた具体的な動きを始める模様だ。同選手は現在、クラブの補強リストの最優先ターゲットに浮上している。
ACL負傷によりグレイソン・ブレーメルとフアン・カバルを欠く状況で、さらに主将ダニーロも最近はメンバーから外れており、チームの守備陣は大幅に弱体化している。こうした状況を受け、ユベントスは守備陣の補強を急いでいる。
これまで数多くの選手が候補に挙がる中で、最終的に25歳のウルグアイ代表DFアラウホが最優先候補として浮上。現在は長期離脱から復帰を目指しているものの、彼の不在中にパウ・クブラシとイニゴ・マルティネスがハンジ・フリック監督の下で守備の中心に定着。このため、アラウホがバルセロナでレギュラーに復帰するのは難しい状況にある。これにより、トリノ行きに前向きだと報じられている。
イタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノによると、両クラブは来週にも具体的な交渉に入る見込みだ。ユベントスはアラウホを守備陣強化の最優先ターゲットとみなしており、交渉を進める準備を整えているという。
しかし、バルセロナ側は契約が2026年まで残るアラウホを完全移籍以外で手放すつもりはない模様。特に「買取オプション付きレンタル」や「ドライローン(単純なレンタル)」の形態での移籍には応じない姿勢を示している。そのため、ユベントスがこの取引を成立させるには、今月中に完全移籍の形で獲得するか、買取義務付きのレンタル契約を結ぶ必要がある。
ピエール・カルルやフェデリコ・ガッティが数ヶ月間ほぼノンストップで起用されている現状を考えれば、ユベントスにとって守備陣の補強は急務だ。アラウホは本職のセンターバックだけでなく、必要に応じて右サイドバックもこなせる選手であり、補強として非常に魅力的な存在といえる。
両クラブがどのような合意に達するか注目が集まる。