トリノ戦出場無しのファジョーリ、取り沙汰される「練習拒否」の噂に即座に反応
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ユベントスのミッドフィルダー、ニコロ・ファジョーリが、自身が練習を拒否したという噂を即座に否定した。
ティアゴ・モッタ監督率いるチームは負傷者が相次ぎ、ファジョーリは土曜日のトリノ戦でベンチ入りした5人のフィールドプレーヤーの1人だった。しかし、出場機会は与えられず、クラブ内での地位低下が再び浮き彫りとなった。
試合では、ケナン・ユルディスが見事なプレーで先制点を奪ったものの、前半終了間際にニコラ・ブラシッチの一撃で同点に追いつかれ、ユベントスはまたしても引き分けに終わった。
試合後、モッタのスタッフは出場しなかった選手を対象に軽いトレーニングセッションを実施。しかし、ファジョーリがこれを拒否したとの噂が浮上し、チームの計画から外されつつある現状に不満を抱いているとの見方が広がった。
これに対し、ファジョーリは自身のX（旧Twitter）アカウントでこれを全面否定。「存在しない物議を作り上げるのは無意味だ」と主張し、次のように続けた。
「試合後のトレーニングを拒否したと書かれている映像が出回っている。だが、それは事実ではない。試合後、グローブと帽子を取りに行った後、仲間と一緒にランニングをした」と説明した。
この発言は、ファジョーリが困難な状況下でもプロフェッショナルとして行動していることを示している。一方で、彼の出場機会の減少はクラブのサポーターにとって大きな懸念材料となっている。特に彼がユベントスのユース出身であり、ファンに愛される存在であることを考えればなおさらだ。
一部では、イタリア代表MFであるファジョーリが1月の補強資金捻出のために放出される可能性が指摘されており、彼が引き続き出場機会を与えられない状況を踏まえると、このシナリオが完全に否定できないのも事実である。