【Goal ltalia】ユベントス対トリノ戦 採点



(画像:GettyImages)

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ダービー・デッラ・モーレはドロー決着、ユルディスとヴラシッチの輝きで1-1

ユベントスにとって「X」の記号が続く。トリノとのダービー・デッラ・モーレも1-1の引き分けに終わり、ユルディスとヴラシッチのそれぞれの“魔法”がスコアを分け合った。

 

ユルディス、またしても決定的な一撃

ヴラホヴィッチとコンセイソンを欠いたユベントスは、ティアゴ・モッタがニコ・ゴンサレスを偽9番として起用。ロカテッリの出場停止もあり、ドウグラス・ルイスが先発復帰を果たした。一方のトリノはシステムを4-2-3-1に変更し、ラザロ、ヴラシッチ、カラモがアダムスの背後でサポート。サナブリアはベンチスタートとなった。

試合が動いたのは開始9分。ユルディスが準備からフィニッシュまで自ら手掛けた美しいゴールでユベントスが先制。トリノのゴール裏で舌を出して歓喜する姿は、クリスティアーノ・ロナウド以来となる同一シーズンでのダービー連続得点を成し遂げたことを印象付けた。

その後、ユベントスは主導権を握り続け、ニコ・ゴンサレスが追加点を奪ったかに見えたが、オフサイドで取り消し。一方のトリノもリネッティとリッチがチャンスを作ったが決め切れず。しかし前半終了間際、ヴラシッチが見事なボレーを突き刺し、試合を振り出しに戻した。

 

試合終盤も激しさを増す展開

後半、トリノが勢いを見せる中で、サヴォーナがカラモの突破を際どいタックルで阻止。このプレーを巡って両指揮官がヒートアップし、ヴァノリとモッタが揃って退席処分となる。その後はユベントスが再び試合の主導権を握り、コープマイネルスやニコ・ゴンサレスが決定機を迎えたが、ミリンコヴィッチ=サヴィッチがゴールを死守。

試合終了の笛が鳴り響くと、今季12回目の引き分けに終わったユベントスにはブーイングが浴びせられた。

採点

Posted by 編集長ミツ