ユベントス、ダニーロへの姿勢を再確認 ── 別メニューでの調整を指示
(画像:GettyImages)
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ユベントスは、イタリア・スーパーカップ参加後の初練習を本日再開したが、ブラジル人DFでキャプテンのダニーロに対する立場を改めて明確にした。クラブは以前からダニーロが構想外であることを伝えており、その姿勢は変わっていない。
スーパーカップのためサウジアラビアに向かう前に、ユベントスはダニーロを遠征メンバーから外し、退団の意思がない場合、シーズン後半はトップチームでの練習参加を許可しないと通告していた。それにもかかわらず、現時点でダニーロの去就には進展が見られていない。
『Tuttomercatoweb』によると、ユベントスは今日の練習再開時点でもこの立場を再確認し、ダニーロには他のチームメートと分けて個別にトレーニングを行うよう指示したという。クラブの意図は明確で、現状ではトップチームの戦力として考慮されることはなく、移籍市場が閉まるまでに新天地を見つける必要があるというものだ。
この状況の中、ダニーロに関心を示してきたナポリは、経験豊富なディフェンダーを獲得する好機を迎えている。アントニオ・コンテ率いるチームに移籍する可能性が高まりつつあり、移籍市場が閉まる前に決着がつくとの見方が広がっている。
ユベントスのこの対応は冷酷に映るかもしれないが、クラブ運営の効率性やバランスを考慮した決断であることは間違いない。構想外の選手を整理することは不可欠であり、移籍市場で需要があるうちに放出するのは現実的な選択だ。しかし、主将を務めた選手に対する扱いとして、フットボールの「人間的側面」についての疑問も残る。