現地ジャーナリストが痛烈批判「モッタはユベントスに相応しくない監督、チームは更に悪化するだけだ」
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ミケーレ・クリスチティエッロが、ユベントスがティアゴ・モッタを監督に起用した決定を厳しく批判している。彼は、モッタにはクラブを率いるだけの経験や実績が不足していると主張。昨シーズン、ボローニャをチャンピオンズリーグ出場権獲得に導いたモッタだが、マックス・アッレグリの後任としてユベントスを指揮するようになってからは、期待された成果を挙げられていない。
モッタのボローニャでの成功は、次世代を担う有望な監督として注目されるきっかけとなり、彼のユベントス加入には多くの期待が寄せられていた。ユベントスはアッレグリ退任後、新たな方向性を求めており、モッタの革新的な戦術とゲームへのアプローチに魅力を感じていた。しかし、トップレベルでの指揮経験が限られている中での就任は、クラブにとってリスクを伴う選択でもあった。
これまでのところ、モッタは監督キャリアで大きなタイトルを獲得しておらず、ユベントスのようなイタリア屈指のクラブを率いるには実績が不十分だという声が上がっている。クラブはモッタの要望に応じて補強を行ったが、チームは一貫性を欠き、ファンの期待に応えられていない現状が浮き彫りとなっている。
特にクリスチティエッロは、モッタの就任を強く批判しており、現状のユベントスの選手たちは、クラブの歴史や重みを理解していないと指摘。さらに「彼はユベントスにふさわしい監督ではなかった。時間を与える必要はあるが、スタートがこうであれば、さらに悪化するだけだ。イタリアで最も重要なクラブに就任するには、ジェノア、スペツィア、ボローニャで2~3シーズン結果を出しただけでは不十分だ。それは別次元のサッカーだ。ユベントスは勝つ必要があり、そのためには勝つことに慣れていなければならない。ティアゴ・モッタには偉大な監督としての資質が備わっていない」と、Tuttomercatowebで語っている。
モッタの将来性に期待する声がある一方で、彼をユベントス監督に据えた決定には依然として賛否が分かれている。クラブの低迷が続く中、モッタがユベントスに適しているかどうかを巡る議論は今後も続くことになりそうだ。