ジャーナリストのサバティーニ氏、ヴラホヴィッチ放出の必要性を主張「チームの未来を守るために」
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イタリア人ジャーナリストのサンドロ・サバティーニが、ユベントスがドゥシャン・ヴラホヴィッチを早急に売却すべき理由を論じている。
セルビア人ストライカーは今シーズン、クラブの得点王でありティアゴ・モッタにとって唯一無二のオプションではあるが、ピッチ内外で苦しい時期を過ごしている。クルヴァ・スッドのファンとの対立や安定感を欠いたパフォーマンスが続いており、再び得点力不足に悩まされている状況だ。
さらに問題となっているのは、彼の契約状況だ。ヴラホヴィッチの現在の契約では、年俸1200万ユーロを受け取っており、セリエAで最も高給取りの選手となっている。しかしこの契約はあと18カ月で満了を迎え、ユベントスと代理人の間で契約延長に向けた進展は一切見られていない。
サバティーニ氏は、ユベントスがヴラホヴィッチを来夏までに売却しない場合、フェデリコ・キエーザのケースと同様に選手の将来に対する主導権を失う可能性があると指摘している。キエーザは契約最終年に突入した後、クラブが不利な立場で移籍を容認せざるを得なかった。
「ヴラホヴィッチの未来が注目を集めている」と、サバティーニ氏はCalciomercatoのコラムで語った。
「サウジアラビアで1時間プレーした後に交代を命じられたストライカーは、ユベントスを完全に離れる可能性がある。ジュントリが彼を来年の契約終了間近の状態で再びコンティナッサに残すような状況を避けるためにも、売却する必要がある。」
一方で、キエーザはリヴァプールに移籍したものの、アルネ・スロットの下でベンチ生活を強いられている。そのため、サバティーニ氏はユーロ2020優勝メンバーのセリエA復帰の可能性を排除しておらず、インテルがその行き先となる可能性を示唆している。
「ちなみに、キエーザはリヴァプールで出場機会を得られず、イタリア復帰を望んでいる。どこになるかはわからないが、アルナウトヴィッチやコレアが新天地を見つけた場合、インテルを注視すべきだろう」