プレミアリーグのチェルシー、若手CBレナト・ヴェイガのユベントス移籍に前向きか



(画像:GettyImages)

JuveFC.com

チェルシーが若手センターバックのレナト・ヴェイガを1月の移籍市場でユベントスに貸し出す準備を進めていると報じられている。

ユベントスは現在、守備陣に深刻な問題を抱えている。グレイソン・ブレーメルとフアン・カバルが共にACL(前十字靭帯)の重傷を負い、シーズン終了まで離脱する見込みとなったほか、キャプテンのダニーロもナポリへの移籍が取り沙汰されている。

こうした状況により、クリスティアーノ・ジュントリSDは1月に複数の補強ポイントを埋める必要に迫られているが、クラブの財政状況は厳しく、予算はほぼ残されていない。このため、ローコストの補強が不可欠となり、ヴェイガの獲得がその候補の一つとして浮上している。

Calciomercatoなどイタリアの複数メディアによれば、チェルシーは21歳のヴェイガをドライローン(買取オプションなし)でユベントスに提供する意向を示しており、唯一の条件として「十分な出場機会を与えること」を求めている。

ポルトガル出身のヴェイガはスポルティングCPの下部組織で育ち、2023年夏にFCバーゼルへ移籍。その後、チェルシーが昨年7月に1000万ユーロの移籍金で獲得した。しかし、選手層の厚いチェルシーでは出場機会に恵まれず、今季のプレミアリーグでは7試合に出場したものの先発はわずか1回。カンファレンスリーグやカラバオカップでは一定の存在感を示しているが、さらなる成長を求めてチェルシーはレンタル移籍を模索している。

なお、ヴェイガは本職がセンターバックだが、エンツォ・マルセカ監督の下で左サイドバックとしても起用されており、これがユベントスの状況に合致する可能性がある。ポルトガル代表経験を持つ彼は、ブレーメルとカバルの穴を埋めるだけでなく、左サイドでも柔軟に対応できる貴重な存在となるだろう。

ヴェイガはチェルシーと2031年6月までの長期契約を結んでおり、さらに1年の延長オプションが付いている。

(引用元:JuveFC.com)

 

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