マンチェスター・ユナイテッド、ザークツィ移籍を容認か!条件面の保証がポイントに



(画像:GettyImages)

Foot Italia

ユベントスがジョシュア・ザークツィの獲得に向けて動きを加速させている。セリエAでのチャンピオンズリーグ出場権獲得を目指す中、マンチェスター・ユナイテッドに所属するオランダ人ストライカーはティアゴ・モッタ監督のトップターゲットとなっている。モッタはボローニャ時代にザークツィを指導した経験があり、その能力を高く評価している。

La Gazzetta dello Sportによれば、マンチェスター・ユナイテッドはザークツィの放出に前向きだが、条件面での保証を求めている。一方、ユベントスはレンタル移籍での合意を目指している状況だ。クリスティアーノ・ジュントーリSDは、特に最近の負傷者続出に対応するため、チーム強化に奔走している。

現在、ユベントスはリーグ順位でトップ4圏外に低迷し、優勝争いからも遠ざかっている。この状況が補強の必要性を一層高めており、1月の移籍市場はシーズンを立て直すための貴重なチャンスとなっている。加えて、モッタ監督の戦術的進化に対するファンの不満も高まっており、クラブとしてはファンの信頼回復も急務だ。

ジュントーリSDは先日、ザークツィに対する関心をほのめかし「市場の動向を注視している」とコメント。ザークツィは現在マンチェスター・ユナイテッドで困難な状況に置かれており、エリック・テン・ハフからアモリムへの監督交代後も状況は改善していない。最近では交代を命じられた後、涙ながらにピッチを去ったと報じられている。

ユベントスは負傷者による守備陣の補強を優先しているが、攻撃陣の補強も急務だと認識している。ザークツィはプレーメーカーの役割を担えるセンターフォワードとして、モッタのシステムに理想的な選手と見なされている。すでに代理人のキア・ジュラブチアンとの間で予備的な合意に達しており、ジュラブチアンは過去にもユベントスとの交渉経験がある。

現在最大の障害となっているのは移籍条件のフォーマットだ。財政的制約を抱えるユベントスは、単純なレンタルや買い取りオプション付きのレンタルを求めている。一方、マンチェスター・ユナイテッドは買い取り義務付きのレンタルを希望している。ただし、両クラブの良好な関係性から、合意の可能性は残されているものの、現時点では直接交渉は行われていない。

交渉が進む中、ユベントスはパリ・サンジェルマンのコロ・ムアニ、レバークーゼンのパトリック・シック、ナポリのジャコモ・ラスパドーリといった他のターゲットにも注目している。移籍市場はまだ始まったばかりであり、ユベントスにはチャンピオンズリーグ出場権争いに復帰し、シーズンを再活性化するための必要な補強を完了する十分な時間が残されている。

(引用元:Foot Italia)

 

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