ナポリSDのマンナがダニーロに言及「非常に重要な選手であるが、いま触れるべき話題では無い」
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ナポリのスポーツディレクター、ジョヴァンニ・マンナは、ユベントスのキャプテンであるダニーロに対して賛辞を惜しまなかったものの、クラブの市場計画については明言を避けた。
ブラジル人ディフェンダーは、ティアゴ・モッタの到来以降、先発の座を失っている。モッタはフェデリコ・ガッティ、ピエール・カルル、ニコロ・サヴォーナといった他の選手を優先して起用。ベテランのダニーロは、度重なる負傷者発生による緊急事態の中で出場機会を得たものの、パフォーマンスは必ずしも安定していなかった。
その結果、クラブと選手の間では、今季終了まで契約を引っ張るのではなく、できるだけ早く関係を解消する方向で一致しているようだ。実際、ダニーロはイタリア・スーパーカップの招集メンバーから外されており、チームは金曜日にミランとの準決勝で敗退し短い大会となった。
次週の「デルビー・デッラ・モーレ」で再びメンバーに復帰する可能性があるかどうかは不透明だが、ダニーロはナポリへの移籍の噂が絶えない。マンナは、最近までユベントスに在籍していた背景もあり、ブラジル代表キャプテンとの再会を推進していると報じられている。
マンナは、フィオレンティーナ戦(ナポリが3-0で勝利)を前にこの件について質問されたが、移籍市場についての話題は「不適切」として具体的なコメントを避けた。しかし、ダニーロへの称賛の言葉は、移籍が進行している可能性を示唆しているとも取れる内容だった。
「現在のこの素晴らしい流れの中で移籍市場について話すのは少し無礼に思える」と、マンナはDAZNのインタビューで述べた。「交渉について話すのは正しくない。素晴らしい成果を出しているグループの価値を軽視することになるからだ。ダニーロは非常に重要な選手であり、難しい状況に直面しているが、我々は自分たちのことに集中している。今この話題に触れるのは不適切だろう。」
ダニーロは2019年夏からユベントスに所属しており、クラブでの初ゴールは、奇しくもナポリ戦でのデビュー戦だった。