元ユベントスのベルナルデスキ、ヴラボビッチに言及「数字で価値を示すべきだ」
Foot Italia
フェデリコ・ベルナルデスキが『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューに応じ、MLSでの経験や将来的なイタリア復帰について語った。元ユベントスのウィンガーは、サウジアラビアで行われるスーペルコッパ、セリエAのタイトル争い、そして元同僚たちとの再会についてもコメントしている。
「ユベントス対シティ戦を観戦するためにスタジアムに行った。あの感覚はいつも特別だ。ファンの愛情や雰囲気、すべてが特別だよ」とベルナルデスキは振り返る。「ジョン・エルカンにも会ったし、古巣の重要な勝利を目の当たりにできて素晴らしかった。ユベントスのファンであることに変わりはない」。
MLSでの最高のシーズンを振り返る
カナダでの最新シーズンについて、ベルナルデスキは「ここに来てから最高のシーズンだった」と自信をのぞかせる。オールスター戦にも出場し、ウイングとして9ゴール8アシストを記録。チームは惜しくもプレーオフ進出を逃し、カナディアン・カップ決勝ではPK戦で敗れた。
セリエAとスーペルコッパの展望
セリエAについては「スクデットを争えるのは2~3チーム」と分析。インテルを最有力候補とし、アタランタも好調と評価。ナポリについては「2~3月の難しい時期を乗り越えられれば挑戦できる」と見ている。
ユベントスに関しては「現時点でのポイント差はあるが、最後まで戦うだろう」と期待。「新しいサイクルの難しさはあるが、ティアゴ・モッタ監督が重要なものを築けるはず」と信頼を寄せている。
スーペルコッパについては「初タイトルに挑む選手やモッタ監督にとって重要な機会。ユベントスではどの大会でも勝つために挑むことを学んだ」と語り、チームの全力を信じている。
ヴラホヴィッチとユルディスへの期待
また、今季12ゴールを記録しているドゥシャン・ヴラホヴィッチについては「批判にさらされるのはユベントスでは当たり前。ロナウドですらそうだった。ドゥシャンは数字で価値を証明すべき。少なくとも20ゴールは決めるだろう」と信頼を見せた。「コッパ・イタリア決勝のように重要な場面で決定的な仕事をする選手だ。スーペルコッパでも主役になると期待している」と語る。
さらに、若手ケナン・ユルディスへの評価も高い。「19歳という若さで、この重いシャツを背負いながらも押しつぶされていないのが素晴らしい。フィレンツェで僕も10番を背負ったけど、あの番号は簡単ではない。彼には新たな時代の象徴になれるメンタリティがある」。