ザークツィ、ユナイテッドで不満が噴出 ── ユベントス移籍が現実味を帯びるか



(画像:GettyImages)

Foot Italia

ジョシュア・ザークツィのマンチェスター・ユナイテッドでの時間は、わずか6か月で暗雲に包まれた。オールド・トラフォードの重圧は増すばかりで、最近のニューカッスル戦では前半30分で交代を命じられ、ファンからのブーイングを浴びる事態となった。

ルーベン・アモリム監督は交代の意図を次のように説明した。「チーム全体のために必要な決断だった。週中の練習の様子を見て彼と話したが、試合中の状況を踏まえて別のミッドフィルダーを投入し、ポゼッションを増やす必要があった。私にとっても非常に難しい判断だった」。

この試合は、ユナイテッドが財政的なフェアプレー規則の影響で効率的な補強ができていない現状も浮き彫りにした。新たな選手を獲得するには、まず放出が求められる状況だ。

イタリア紙『カルチョメルカート』によると、ザークツィ自身はイタリア復帰を希望しており、ボローニャ時代に師事したティアゴ・モッタとの再会を目指してユベントス移籍を視野に入れているという。しかし、ユベントスは現在、守備陣の補強が最優先課題となっており、提示できる条件は買い取りオプション付きのローン契約に限られる。

一方、『コリエレ・デロ・スポルト』は、ザークツィのユベントス加入が実現すれば、1トップとしてもヴラホヴィッチのパートナーとしても適応できると指摘。ボローニャ時代にモッタの下で発揮した柔軟性が再び輝きを放つ可能性があると見ている。ACミランも一時ザークツィ獲得を検討したが、最終的にはモラタを選択している。

今後の焦点は、ユナイテッドがこの夏の大型補強を短期間で放出するリスクを受け入れるかどうか。セリエAでの成功体験を持つザークツィが再びその才能を発揮できる環境を手にするか、結論が注目される。

(引用元:Foot Italia)

 

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