【Football Italia】ミラン戦 選手評価&コメント「ヴラホビッチは決定力を欠き、チャンスを活かしきれなかった。 」



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ミランがリヤドで行われたスーペルコッパ・イタリアーナ準決勝でユベントスに2-1で逆転勝利を収め、決勝進出を果たした。クリスティアン・プリシッチのゴールとユヌス・ムサの得点(記録はガッティのオウンゴール)により、セルジオ・コンセイソン新監督の初陣を勝利で飾った。

試合はユベントスが優勢な立ち上がりを見せ、前半21分にケナン・ユルディスが先制点を挙げた。ユルディスはウォームアップ中に負傷したフランシスコ・コンセイソンの代役として急遽出場したにもかかわらず、見事なプレーで注目を集めた。彼のゴールはサミュエル・ムバングラの巧みなスルーパスから生まれた。

後半に入ると、ミランが徐々に流れを掴む。試合の転機となったのは70分、プリシッチがペナルティを獲得し、自らこれを沈めて同点としたことだった。そのわずか4分後、ムサのシュートがフェデリコ・ガッティに当たってディフレクションを誘発し、ユベントスの守護神ミケーレ・ディ・グレゴリオを破った。このオウンゴールが決勝点となり、ミランが逆転勝利を収めた。

ユベントスは後半も数度のチャンスを作ったが、最後までゴールを奪えず。ディ・グレゴリオのポジショニングミスが敗因の一因となり、ティアゴ・モッタ監督の采配にも疑問符がついた。